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2014年08月26日

なぜ?! マリーゴールド

この時期、箱根西麓地域ではマリーゴールドの収穫(?!)作業が行われています。



これは、観賞用ではなく土の中の害虫対策の為に栽培されています。
植物の中には、昆虫や鳥獣が嫌う成分を含んでいるものがあります。この植物を栽培することにより、害虫を忌避することができます。そういった植物を、対抗植物と呼びます。
その中で普及しているのが、マリーゴールドやギニアグラス、ヘイオーツなどの土壌センチュウを防ぐセンチュウ対抗植物です。



農薬による防除などの方法もありますが、こうした薬剤は有用な微生物まで殺し、長年連用することにより、効果が低減し、防除を難しくしています。また、食の安全・安心指向により低農薬栽培が求められる中、対抗植物の導入が各地で取り組まれています。もちろん箱根西麓もかなり普及してます。



収穫したら逆さまにして乾燥させます。この時期暑くて大変な作業なんです



箱根西麓の代表的な作目、箱根西麓大根の沢庵用の大根の播種は約9月の上旬に行いますので、マリーゴールドは今が収穫の最盛期です。
土の中のバランスや環境の面、あるいは安心安全の部分で言うと、対抗植物を導入したいのですが、農薬との比較になると対抗植物を導入したほうが、コストはかなり高くなってしまいます。

どちらを導入するか農家の悩みどこなんです。皆さんどうおもいます?


  
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Posted by fctakagi at 01:20Comments(0)